きっと昼間とは違う発見があるんじゃないかと思ったからだ。
深夜3時過ぎ、さすがにこの時間になると客は一人か二人ぐらいしかいない。
並ばずに余裕で席につくことができる。
でも店員は5〜6人いた。
松屋や吉野家は2人体制だし、すき家に至っては1人で深夜働いている。
もし強盗が店にやってきた場合、すき家の店員は渋々お金を差し出すしかない。
でも6人いれば心強い。店員Aがお金を差し出そうとしたときに、お金に気を取られている強盗に対して後ろから店員Bがドロップキックで奇襲攻撃。ひるんだ強盗を店員Cがバックドロップ。店員Dがテーブルからムーンサルトプレスからのピンフォール。店員Eが3カウントを数える。物陰からちょっと震えながら出てきて「みんなご苦労。よ、よくやった。お前ら社員にしてやるよ」と言うバイトリーダーF。
・・・というようにチームプレイが可能である。
そしてもうひとつ気になったことがある。
テンポのいいスキャットマンの曲が結構なボリュームで流れている。
昼間に来たときも同じくスキャットマンが流れていたことを思い出す。
店内でテンポのいい曲を流すと客の回転率が上がるというのはマーケティングで有名な話である。
もし、ゆったりとした曲を流せば、客がゆっくり食べたり、食後にまったりしてしまって、売り上げが落ちてしまう。
つまり、さっさと食って、とっとと帰れよという事である。
きっとチカラめしの店員は仕事中ずっとスキャットマンを聞いているので、夜寝る前にもう一度スキャットマンが脳内再生されていると思う。
社名が三光マーケティングフーズだけあって、マーケティングの会社なんだなということがわかる。
他にも店内の温度調整によって売り上げに変化がある事例があるので、その辺も熟知しているのかもしれない

